経営陣に、自社の持つポテンシャルを
深く気づいていただくのが私の役目

代表取締役

西村統行

経営陣に、自社の持つポテンシャルを
深く気づいていただくのが私の役目

代表取締役

西村統行

PROFILE
ニックネーム のり
出身地 三重県四日市市
好きなもの 一人で集中できる瞬間、仲間と楽しく語れる機会と場
きらいなもの 寝不足
人生のモットー 実ほど頭を垂れる稲穂かな

「コンサルティングという言葉に違和感があった」

私は30代、40代、50代とそれぞれの年代で会社経営に関わってきました。それぞれ業種や規模など異なりますが、いずれも結果からみれば「成功」もありましたが、それ以上に「失敗」の方が圧倒的に多かったと思っています。

30代は、華々しいと言われるような実績をあげたこともありましたが、情ではなく理で物事をドライに判断する気質が影響して、周囲との軋轢を生むことも多かったと思います。

40代は、債務超過に陥った企業の再建、赤字であった大手企業子会社の業績黒字化、顧客からの信用を失い組織マネジメントに大きな問題をかかえた組織の立て直し、事業の選択と集中・統廃合など、様々な改革を推進してきましたが、今度は私自身が急性心筋梗塞で倒れました。

幾多のチャレンジと失敗を繰り返し、少しずつ自分のスタイルを確立させ、50歳を迎えてようやく経営や組織マネジメントについて分かり始めた頃、生死の境目を経験したからか、「経営者として会社や組織を経営すること以外に、自分個人として社会に対して役立てることは何なのだろう?」と考え始めました。考えついた先は、結局、自分が過去に遭遇した体験や失敗の数々、そこから自ら学び得た知見や血肉となった組織運営の本質を、これからの未来を担う会社経営に役に立てられないか、ということです。

ずいぶん若い頃、コンサルタントと名乗る方と会う機会もありましたが、杓子定規の机上の空論に聞こえ、そのたびに「経営もしたことのない人間が偉そうに」「何が分かるんだ」と憤っていました (コンサルタントの方、ごめんなさい)。

経営は生き物ですからね。筋書き通りには決して行きません。

私は、15年間、経営の第一線にいました。

経営者として、経験した失敗の数、種類は負けませんからね(笑)。
順調だった経営がおかしくなった時、閉塞感が組織に蔓延し始めた時、組織リーダーや経営者自らが分からなくなり始めた時、高業績で働きがいのある組織へガイドするのが私の仕事です。

「会社は生き物。
 自分の役目は自然に逆らわず育てること」

経営者の方には、せっかちな方が多いでしょうから、組織の改革・変革のために、新たな制度・仕組みやルールを作る、組織をいじる、と戦略や組織構造を変えようと、様々な手立てを打つ方もいらっしゃるでしょう。しかし、これって、おかしくなり始めた企業が陥りやすい傾向の一つなんですね(笑)

同じような話ですと、売上低下傾向にある場合、「市場や顧客のニーズを捉える」という点を非常に意識される経営者の方は多いです。それは、それで悪くないと思いますが、私は、経営者の方に対して市場ニーズを捉える前に、まずは自社の可能性やポテンシャルを深堀してください、と伝えています。

市場ではこういったものが流行っている、需要を見込めるという話に飛びついて業績を伸ばそうとする会社を目にします。

子育てに例えてみると、今は、相撲ブームを迎えていますよね。だからと言って、身体の線は細いけれど泳ぐのが得意な自分の子供に水泳をやめさせて、相撲を習わせようと体重を増やすためのプロテインを飲ませ、なんてことは考えにくいでしょう。
親ならば子供の好きなこと、得意なことを伸ばしてやりたい、と思うのが自然なことでしょう。

宝物は、市場(外)ではなく足元(内)にある。

そのことに意外と気がつかない経営者の方は多いと思います。かつての私もそうでしたが、、、(笑)。

私ができることは、

様々な課題や問題を抱えている企業に対して、目先の勝ちを拾いに行くような行動ではなく、自社が抱える人材や商品のポテンシャルに目を向け、のびのびと育てることで本質的な課題を解決していくことです。経営者にとって企業は自分の子供のような存在ですから、甘やかしたり、過剰な期待をしがちです。そうではなく、企業やその従業員が本来持っている可能性や特徴に気づきそこを大切に育むことで、高い生産性と働きがいのある職場なり組織経営を実現していくことです。
また、経営者に対しては、間違っていることははっきりと「NO」と言えるのが私の真骨頂ではないでしょうか。古き良き昭和の時代の好々爺、みたいなものでしょうかね(笑)

「会社のポテンシャルを探るには“五感”が大事」

市場や外、仕組み戦略や組織形態の前に、まず自社の内側に目を向けること。
そこから自社のポテンシャルを深堀する。そのために私が最も大切にするのが“五感”です。

こんなことを言うと、胡散臭いと思われる方もいるかもしれませんが“本当の会社の姿”とは数値などの分かりやすいデータだけでは計り知れないことのほうが多いのです。

組織風土と言われるものも、数値ではなかなか測れません。

社員向けのアンケートや売上など結果としての数値も大事で参考にはなりますが、私の場合、社内に座敷童のように(笑) に居座って、目を見開き、耳を澄まして、状況を敏感に嗅ぎつけて、時に社員と会話を交わしながら、企業の本来の姿を五感で感じるようにします。
五感を働かせるからこそ、見てくるものがあり、そこに課題の本質がある場合が多いのです。だからこそ、効果的な経営の意思決定ができると思っています。

社員のモチベーションはどうか、積極的に意見を言い合える環境は構築できているか、など、企業を身体に例えるなら、社員や部署、環境は、身体の各部位、臓器と同意です。
体の隅々まで異常がないかを確認することは成長に欠かせません。ただし、これを経営者自ら実施しようとしても社員から本音が聞き出せないのが、ほとんどでしょう。

そこで私が

影武者あるいは軍師となって、
経営者に変わって深く知るお手伝いをするというわけです。

「個性的で世の中に役立つ企業を
 数多く世に残すことが、後世への最大遺物となる」

経営アドバイザーに、経営戦略やの提供や最新のフレームワークを提供するイメージを持たれる方も多いと思います。そういったニーズがあればもちろん時間を区切ってお伝えすることは可能です。ただし、それをメインで知りたいのであれば私以外の方とパートナーを組むことをおすすめします(笑) そういったアプローチが得意な方は他にもたくさんいます。

その理由は、私は、組織を構造体としては見ていません。
生物(いきもの)もしくは、生命体として見ています。

生命体を扱う=経営するには、生命としての原則を知る必要があると思います。この原則なくして、知識や情報を知っている、最新のフレームワークについて熟知している、戦略を構築した、からと言って、うまくいくかというとそうでないでしょう。

そこがビジネスの楽しさであり、恐ろしさや難しさでもあると思います。

また、企業規模の大小を問わず、組織の成功とは長い歴史でみればどこかの一区切りであり、我慢し続ける期間のほうが長かったりするわけです。短期的、目に見える範囲での成功失敗の判断ではなく、もう少し永続的な視点で企業の成長を捉えることが大事な気がしています。
この点、昭和の時代に栄華を極めたいくつかの大企業が、現代の変化の中で苦しんでいる現状を鑑みれば、あながち間違っていないのではないかと思います。

個人的な感想ですが、私は一企業が成功や富を独占するという考え方には疑問があり、各企業がそれぞれの強みを持って共創し成長する環境こそ豊かな社会なのではないかと考えます。
それぞれが自社にしかないポテンシャル、可能性を活かし、相互にアシストをし合う。働きがいのある職場がどんどん増える。その結果、個性的な企業が続々と生まれ、それら企業の交流と共創により、思いもよらないアイディア、技術が世に生まれていくのではないかと。

高校時代に読んだ本で今でも印象に残っているのが、文学者の内村鑑三先生が書かれた「後世への最大遺物」という著書です。そこには、人としての本当の価値は、後世にどれだけ役立つものを遺せるか?と書いてあります。

私はマニュアル通りではない、

個性的で働きがいのある企業が成長するためのお手伝いをすること。そういった企業を一つでも多く世の中に生み出し、そのシナジーにより輝かしい未来遺産を世に生み出す社会の一助になればと思っています。

経営陣に、自社の持つポテンシャルを
深く気づいていただくのが私の役目

代表取締役

西村統行

経営陣に、自社の持つポテンシャルを
深く気づいていただくのが私の役目

代表取締役

西村統行

PROFILE
ニックネーム のり
出身地 三重県四日市市
好きなもの 一人で集中できる瞬間、仲間と楽しく語れる機会と場
きらいなもの 寝不足
人生のモットー 実ほど頭を垂れる稲穂かな

「コンサルティングという言葉に違和感があった」

私は30代、40代、50代とそれぞれの年代で会社経営に関わってきました。それぞれ業種や規模など異なりますが、いずれも結果からみれば「成功」もありましたが、それ以上に「失敗」の方が圧倒的に多かったと思っています。

30代は、華々しいと言われるような実績をあげたこともありましたが、情ではなく理で物事をドライに判断する気質が影響して、周囲との軋轢を生むことも多かったと思います。

40代は、債務超過に陥った企業の再建、赤字であった大手企業子会社の業績黒字化、顧客からの信用を失い組織マネジメントに大きな問題をかかえた組織の立て直し、事業の選択と集中・統廃合など、様々な改革を推進してきましたが、今度は私自身が急性心筋梗塞で倒れました。

幾多のチャレンジと失敗を繰り返し、少しずつ自分のスタイルを確立させ、50歳を迎えてようやく経営や組織マネジメントについて分かり始めた頃、生死の境目を経験したからか、「経営者として会社や組織を経営すること以外に、自分個人として社会に対して役立てることは何なのだろう?」と考え始めました。考えついた先は、結局、自分が過去に遭遇した体験や失敗の数々、そこから自ら学び得た知見や血肉となった組織運営の本質を、これからの未来を担う会社経営に役に立てられないか、ということです。

ずいぶん若い頃、コンサルタントと名乗る方と会う機会もありましたが、杓子定規の机上の空論に聞こえ、そのたびに「経営もしたことのない人間が偉そうに」「何が分かるんだ」と憤っていました (コンサルタントの方、ごめんなさい)。

経営は生き物ですからね。筋書き通りには決して行きません。

私は、15年間、経営の第一線にいました。

経営者として、経験した失敗の数、種類は負けませんからね(笑)。
順調だった経営がおかしくなった時、閉塞感が組織に蔓延し始めた時、組織リーダーや経営者自らが分からなくなり始めた時、高業績で働きがいのある組織へガイドするのが私の仕事です。

「会社は生き物。
 自分の役目は自然に逆らわず育てること」

経営者の方には、せっかちな方が多いでしょうから、組織の改革・変革のために、新たな制度・仕組みやルールを作る、組織をいじる、と戦略や組織構造を変えようと、様々な手立てを打つ方もいらっしゃるでしょう。しかし、これって、おかしくなり始めた企業が陥りやすい傾向の一つなんですね(笑)

同じような話ですと、売上低下傾向にある場合、「市場や顧客のニーズを捉える」という点を非常に意識される経営者の方は多いです。それは、それで悪くないと思いますが、私は、経営者の方に対して市場ニーズを捉える前に、まずは自社の可能性やポテンシャルを深堀してください、と伝えています。

市場ではこういったものが流行っている、需要を見込めるという話に飛びついて業績を伸ばそうとする会社を目にします。

子育てに例えてみると、今は、相撲ブームを迎えていますよね。だからと言って、身体の線は細いけれど泳ぐのが得意な自分の子供に水泳をやめさせて、相撲を習わせようと体重を増やすためのプロテインを飲ませ、なんてことは考えにくいでしょう。
親ならば子供の好きなこと、得意なことを伸ばしてやりたい、と思うのが自然なことでしょう。

宝物は、市場(外)ではなく足元(内)にある。

そのことに意外と気がつかない経営者の方は多いと思います。かつての私もそうでしたが、、、(笑)。

私ができることは、

様々な課題や問題を抱えている企業に対して、目先の勝ちを拾いに行くような行動ではなく、自社が抱える人材や商品のポテンシャルに目を向け、のびのびと育てることで本質的な課題を解決していくことです。経営者にとって企業は自分の子供のような存在ですから、甘やかしたり、過剰な期待をしがちです。そうではなく、企業やその従業員が本来持っている可能性や特徴に気づきそこを大切に育むことで、高い生産性と働きがいのある職場なり組織経営を実現していくことです。
また、経営者に対しては、間違っていることははっきりと「NO」と言えるのが私の真骨頂ではないでしょうか。古き良き昭和の時代の好々爺、みたいなものでしょうかね(笑)

「会社のポテンシャルを探るには“五感”が大事」

市場や外、仕組み戦略や組織形態の前に、まず自社の内側に目を向けること。
そこから自社のポテンシャルを深堀する。そのために私が最も大切にするのが“五感”です。

こんなことを言うと、胡散臭いと思われる方もいるかもしれませんが“本当の会社の姿”とは数値などの分かりやすいデータだけでは計り知れないことのほうが多いのです。

組織風土と言われるものも、数値ではなかなか測れません。

社員向けのアンケートや売上など結果としての数値も大事で参考にはなりますが、私の場合、社内に座敷童のように(笑) に居座って、目を見開き、耳を澄まして、状況を敏感に嗅ぎつけて、時に社員と会話を交わしながら、企業の本来の姿を五感で感じるようにします。
五感を働かせるからこそ、見てくるものがあり、そこに課題の本質がある場合が多いのです。だからこそ、効果的な経営の意思決定ができると思っています。

社員のモチベーションはどうか、積極的に意見を言い合える環境は構築できているか、など、企業を身体に例えるなら、社員や部署、環境は、身体の各部位、臓器と同意です。
体の隅々まで異常がないかを確認することは成長に欠かせません。ただし、これを経営者自ら実施しようとしても社員から本音が聞き出せないのが、ほとんどでしょう。

そこで私が

影武者あるいは軍師となって、
経営者に変わって深く知るお手伝いをするというわけです。

「個性的で世の中に役立つ企業を
 数多く世に残すことが、後世への最大遺物となる」

経営アドバイザーに、経営戦略やの提供や最新のフレームワークを提供するイメージを持たれる方も多いと思います。そういったニーズがあればもちろん時間を区切ってお伝えすることは可能です。ただし、それをメインで知りたいのであれば私以外の方とパートナーを組むことをおすすめします(笑) そういったアプローチが得意な方は他にもたくさんいます。

その理由は、私は、組織を構造体としては見ていません。
生物(いきもの)もしくは、生命体として見ています。

生命体を扱う=経営するには、生命としての原則を知る必要があると思います。この原則なくして、知識や情報を知っている、最新のフレームワークについて熟知している、戦略を構築した、からと言って、うまくいくかというとそうでないでしょう。

そこがビジネスの楽しさであり、恐ろしさや難しさでもあると思います。

また、企業規模の大小を問わず、組織の成功とは長い歴史でみればどこかの一区切りであり、我慢し続ける期間のほうが長かったりするわけです。短期的、目に見える範囲での成功失敗の判断ではなく、もう少し永続的な視点で企業の成長を捉えることが大事な気がしています。
この点、昭和の時代に栄華を極めたいくつかの大企業が、現代の変化の中で苦しんでいる現状を鑑みれば、あながち間違っていないのではないかと思います。

個人的な感想ですが、私は一企業が成功や富を独占するという考え方には疑問があり、各企業がそれぞれの強みを持って共創し成長する環境こそ豊かな社会なのではないかと考えます。
それぞれが自社にしかないポテンシャル、可能性を活かし、相互にアシストをし合う。働きがいのある職場がどんどん増える。その結果、個性的な企業が続々と生まれ、それら企業の交流と共創により、思いもよらないアイディア、技術が世に生まれていくのではないかと。

高校時代に読んだ本で今でも印象に残っているのが、文学者の内村鑑三先生が書かれた「後世への最大遺物」という著書です。そこには、人としての本当の価値は、後世にどれだけ役立つものを遺せるか?と書いてあります。

私はマニュアル通りではない、

個性的で働きがいのある企業が成長するためのお手伝いをすること。そういった企業を一つでも多く世の中に生み出し、そのシナジーにより輝かしい未来遺産を世に生み出す社会の一助になればと思っています。